つつじの思い出
実家に帰ったとき、庭のつつじとフリージア・イベリア(?)をもらってきました♪
つつじを見ると思い出すことがふたつ。
まずひとつ。
小学生の頃、この季節になるとよく
教室に飾るための花を、登校時に母から持たされました。
引っ込み思案だった私にしては、大胆な行動です(^^;
でも花を持っていること、活けることは当時から好きでしたので、
目立つのはちょっと気恥ずかしくても、楽しかったです♪
もうひとつは、つつじの蜜。
せっかく咲いた花を摘んではチュっとしていたのですが、
問題は量ですね(笑)
そのときに、「種類によって蜜の味は違うのか?」という好奇心で
庭にあった全種類制覇をしようとしていた私に母が一言。
「その赤いつつじはお父さんが好きなのだからダメよ」
それまで庭の花を摘んで「ダメ」といわれたことはありませんでした。
たとえ花冠を編むために、一つの花を丸坊主(!)にしてしまっても。
(聞いてなかっただけかもしれませんが…)
そのときに、ぼんやりとですが色々まとまったのです。
毎朝、父の出勤時には門の外で父が最初の角を曲がるまで見送ること。
お魚やお肉なら、一番大きくてキレイなものが父の皿であること。
父の帰宅時には、玄関まで出迎えに行くこと。 等々…
父への敬意と愛情。
そういったものでしょうか(照)
庭の花を活けるのは、お花屋さんでは買わない組み合わせが自然で
無造作だけど、このうえなく贅沢な気分♪
今もフリージアが、良い香りをやわらかく漂わせてくれています。
このままず~っと咲いていてくれたらいいのに☆
by mon_plaisir | 2013-04-12 09:59 | おうち