弘前城の桜は、今年はずいぶん早かったらしく
お堀の辺りは終わりかけ。
ですが、中に入った本丸付近は、枝垂れ桜が満開でした♪
降り注ぐ桜色の滝。
岩木山を望み、一国一城の主になった気分(笑)
この後の修復作業(10年もかかるそう!)のため
お堀の水を止めた場所(お堀の底)を歩くことができます。
こんな機会は百年に一度の眺め、とのこと。
今後、一つ一つの石に番号を振って移動し、元通り組み直すのだそうです。
正に気の遠くなる作業ですが、それも仕方のないこと。
石垣の描く弧の絶妙さに、改めて畏敬の念を感じます。
こういう技術は、すぐに金銭に換算できるものではないので
商業的には不経済、なのでしょうね。
でも、だからこそ、一度失われてしまうと取り戻せない伝来の技を
国が保護し、後世に残して欲しいと思います。
# by mon_plaisir | 2015-05-01 21:50 | お外